ケアマネジャー・
地域生活支援センターの方へ

先日、介護関係者向けの集まりに参加した際
「人(利用者様)と人(介護職員)のことだから、何かの問題が発生するのは仕方がない。
でも、その対応がおざなりだったり、管理者がしっかりしていないと、また同じ問題が起こる。
これは正直参るし、業界全体の問題。
」というお話がありました。
そして、「年々、介護業界の問題は少しずつ改善してきたけど、どちらかというと給与・待遇面の問題の改善が
先で、サービスや支援の質に関する問題はまだまだ未解決
」という話題にもなりました。

日頃、ケアマネジャーの方や支援センターの方とお話すると、特にこれといって、事業所にプラス@の対応を
求めているわけではないことを痛感します。
言い換えますと、最低限、成すべきことを成せている事業所がいかに少ないか、ということだと考えています。
介護サービスの向上はもちろん大切ですが、計画プラン通りに支援を提供すること、
何か問題が発生した際、「誰に」「何を」「報連相」するのか、その迅速さと正確さ。

これは、業界全体として、まだまだ伸び代があるという反面、この課題は何年も変わっておらず、いち事業所として、
非常に重視しています。
より良いサービスの追求、付加価値の追求はもちろんですが、そもそも、問題の発生率を極限まで減らし、
いざ発生したら即座に対応・解決すること、そして、過去に発生したことのある問題の再発率を0にすること

これが急務で、最低限の目標としています。

この最低ラインが満たされた上で、サービスの質の向上をする、という順番を念頭に置いています。
具体的には、良い質の高いサービスの形を追求しながら、過剰サービスにならないこと、
サービスの平均化をはかること。そして「平均値」そのもののボトムアップをすること
を注力しています。

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